●テーマ:「歯周基本治療のポイントと診断に苦慮する病態」
●講師:中島 啓介 先生
(九州歯科大学 口腔機能学講座 歯周病学分野 教授)
●講師より一言
歯肉縁上プラークから遊離した細菌は,傷でもない限り口腔に露出している歯肉外縁上皮からは侵入できません。しかし歯肉溝内面を構成する歯肉内縁上皮は角化していないため,歯肉縁下プラークから遊離した細菌が生体内へ侵入する際の経路となります。よって,歯周基本治療では歯肉縁上・縁下プラークの除去が大原則なのですが,経験の浅い歯科医師は「スケーリングを行って歯周外科手術を行えば歯周病は改善する」とこれを軽視しがちです。歯周外科手術の成功は,良質な歯周基本治療が実施済みであることが前提です。本講演では,歯周基本治療を上手く行うためのポイントに加えて,これまで経験した診断に苦慮する病態についてもお話させて頂きます。
●参加費:無料
●日時:2024年1月20日(土) 18時30分~20時30分
●参加方法:
①会場参加(フージャース鹿児島金生町ビル8F会議室)
※会場での参加を希望の方は、下記申込フォームよりお申込下さい
➁WEB参加(ZOOMウェビナー)
※WEB参加を希望の方は、下記申込フォームよりお申込下さい
●申込締切:1月17日(水)
●対象:当研究会はどなたでもご参加いただけます。
●主催:鹿児島県保険医協会
●詳細は下記の案内をご参照ください。